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MORIOKA
盛岡ブログ

我らはみんな地球人〜キューバのアパゴン編その2〜

2017.11.02

お世話になっております。

肉さえあれば生きていける、Brat盛岡小原です。

 

 

 

私の中で米は肉に敗北します。

 

さて、今回は前回のキューバのアパゴン編の続きと参ります。

?という方は〜キューバのアパゴン編その1〜をご覧ください。

ここからが、メインディッシュいわば肉です。

(灯台と国旗)

 

キューバの首都ハバナのホセマルティ空港に着いた私。

次の目的地メキシコを目指します。

まずは、出国審査のための列へ。

列はこんな感じで30mのうねうね×3+3人ほど並ぶ混み具合。

しかしこの日はきちんと出発2時間前に来ていたので恐るるに足らず(笑)

 

列は思ったよりも順調に進みます。

1うねうね=8分ほどのペース。

しかし、20分ほど待ち、あと数組で私の番!というときに、

ことは起こったのです。

 

 

アパゴンです。

宿で起こったときと同じように4〜5分で復旧したのですが、今回は3〜4分してまた落ちてしまいました。

アパゴンの2連続攻撃にすっかり気をとられてしまいましたが、復旧後しばらくして気付くと、

 

列が進む気配がありません・・・

ふと、審査カウンターに目をやると、

表情変えず、微動だにせずいる審査官たち。

ずっと見ていると、時折、パソコンを気にしています。

どうやら、先ほどの停電により、出国審査のシステムがダウンしてしまったようなのです。(並んでいる私たちに状況説明のアナウンスはありません笑)

 

これは、どうすることもできません。

周りの人(同じ飛行機の方が多いみたいで、メキシコの方多めです)も、ぴりぴりとはせずに、ゆる〜っっと待っています。

時が止まったかのような空間に実際は流れる時。

しかしさらにアパゴンの攻撃は続きます。

加えて約1時間半ほどの間に、落ちて復旧、落ちては復旧の繰りかえしが約10回。(システムもそうですが、パソコンそのものも心配になるレベルです)

時には、復旧の数秒後にまた落ちてしまうことも。

そして、復旧のたびにお決まりの歓声。

最初は現地の人が主でしたが、だんだんと私たちにまで歓声の習慣は伝播します。

一向に進まない列の中、停電と復旧に一喜一憂する私たち。その間も表情ひとつ変えない審査官たち。

ああ、今すごいキューバしてるな、というつぶやきが身体の中をこだまします。

 

そうこうしているうちに、私の飛行機の出発時間はとうに過ぎてしまいました。

これはキューバでもう一泊もあり得るか?なんて考えが過ぎり始めたそのとき、表情変えない審査官たちが、動き出しました。

表情変えずに作戦会議。

そして、「〇〇航空△便の方は前へ!」

出発が過ぎてしまった飛行機の乗客だけ特別に通してくれることになった模様です。

すると、

もう、俺だ俺だとみな押し寄せます。早い者勝ちレースです。こういう際の誘導はないのでもうめちゃくちゃです。

この中には対象の飛行機でないのに、どさくさに紛れて通ろうとしている人がいるでしょう。おそらく。いや、絶対。

私はこういう場面になると、体格面(アジア人は小さいです)等で負けがちになりますが、自分より後に並んでたやつは先には行かせねーと、戦いながらカウンターにたどり着きました笑

無事に通り、待ってくれていた飛行機に乗ってメキシコに向かったのでありました。

 

以上が、私のアパゴン体験です。

日本の感覚だと、大変なことに巻き込まれたのかもしれません。でも、不思議といらいらそわそわといったマイナス感情は記憶にないのです。

それもこれも、復旧のときの『いぇーい!』の力かなー、なんて今振り返って思うのでした。

(完)

読んでくださり、ありがとうございました。

 

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