すごいぞ!冬の奥入瀬渓流
ブログをご覧のみなさん、いかがお過ごしでしょう?
春になってきて、寝起きが悪くなってきました、小原がお送りいたします。
春眠暁を覚えず。
先日、2月の末に、奥入瀬渓流に行ってきました。
目的は氷瀑を見ること。
凍りついた渓谷の流れが、それは絶景との噂を聞きつけ、今年は絶対行くと去年から心に決めておりました。
とはいえ、2/20頃から盛岡では最高気温が0℃を上回る日が続いており、
「もしかしたら、解けてしまっているのではないか・・・」
と、一抹の不安を抱えながら、車を走らせること約3時間。
よかった!出会えた!この光景!
いくら見ても見飽きないです。寒さも忘れて。
ちなみにこの日の奥入瀬渓流の気温はだいたいマイナス8℃ほど。
どうやら最初の心配は、無用でした笑
色んなアングルから写真撮影。
「やっぱり新しいカメラ買おうおかな」
旅先で絶景に出会う度に、この言葉が脳内を走ります笑
さて、今回の奥入瀬渓流の氷瀑巡りにあたっては、十和田奥入瀬観光機構が主催する「冬の奥入瀬ネイチャーガイドツアー」に参加しました。
大型バスで奥入瀬渓流を往復します。
普段はツアーの参加はあまりしない私ですが、今回、ツアーに参加して本当に良かったと思ったことが2点ありました。
1点目は、これです。車窓から終始見える渓流の風景。
これ、大型バスくらいの高さがないと、普通の車で走るのだと見えないんですね。
道の両側がおおよそ1.8メートルくらいの高さで、雪の壁になっているからです。
バスに揺られながら、水墨画のような渓流の姿を眺めていると、いつまでもこの時間が続いてもいいな、という気持ちにさえなります。
それにしても、石の上にたくさん雪が積もっているものです。
生クリーム塗られたケーキのスポンジみたいです。
2点目は、ガイドさんの解説。
「ネイチャーガイドツアー」とあるように、ガイドさんが奥入瀬渓流の地形の成り立ちや、見られる動植物について、分かりやすく解説してくれます。
私が一番興味深かったのは、ブナ(奥入瀬渓流に多く生育)の木の表面の真実について!
ブナの木の表面は、地衣類という菌類の一種に覆われていて、木の地肌は見えない状態だとか。
地衣類は、一般的にはコケと呼ばれるものですが、厳密に分けるとコケとは違うもので、
身体の中に、光合成を行う藻類を住まわせて生きている菌類なのだそう。
菌類なので、くくりとしてはキノコやカビの仲間ということになります。
興味ある方はググっていただくことをおすすめします。おもしろいです笑
このツアーは、夜のツアーもあって、夜はライトアップした氷瀑を楽しむことができるそうです。
来年は、ライトアップ氷瀑を見に行こうと、
また巡ってくる冬に心躍らせる、今日この頃でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは、またのブログでお会いしましょう!
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